ピコグリル498販売開始

今期よりピコグリル498の販売を開始しています。火床からの高さを二段階に調節できる新式の五徳フレームを採用した軽量焚火台。グリルグレート(焼き網)とスピット1本を合わせたセット価格になります。今まで大変多くのご好評をいただいた398シリーズに続くピコグリルのスタンダードモデルになります。

下の画像は398との大きさ比較です。

左: ピコグリル498、右: ピコグリル398

こうして比べてみると随分と形状が変更されています。深底腰高の398に比べて498は低重心でフラットなデザインになっています。

498の火床プレートは固定フックも新しくなり、不意に外れることはほぼなくなったと思います。着け外しもちょっとコツがいりますが慣れれば問題ありません。

ピコグリル498の新しい固定フックの形状

折りたたんだ状態を398と比較すると、一回り498のほうが大きいですがほぼ同じA4サイズ。意外にもコンパクトです。今まで通りバックパックにも問題なく収納できます。

左: ピコグリル498 右: ピコグリル398

398と498、今から購入するならどちらなのか。

個人的にはシンプルな398のスタイルを気に入っている一方で、498は使いこなす楽しみを追求できる道具なのかなと思っています。どちらを選んでも後悔はしないと思いますので、ぜひ自分の直感に従ってみてください。

新しいグリルグレート(焼き網)もピコグリルでの調理のための使い勝手にこだわった自信作です。火にかけてる状態でもハンドルを使って簡単に移動させることができます。グリルグレート単品でもご購入できますので、すでに398をお持ちの方でもぜひお試しください。

今回は新しいグリルトングも単品販売いたします。ピコグリルと一緒にフラットに収納できて、グリルグレートを持ち上げるのにも使えるのがポイント。使っているうちにゆがみの出やすいトングの類ですが、こちらは精密加工によって作られていて歪みの出る気配はまったくありません。手に持って開閉していると気持ちよさまで感じるほどです。ぜひお試しください。

グリルトング

ピコグリルの登場から早くも10年が経過しました。当時はキャンプ人気も下火で誰も知ることのなかった超マイナーブランドだったのですが、私の知りうる範囲ではピコグリルこそが軽量で持ち運びができ実用性も兼ね備えた唯一の焚火台だったのです。幸運にもこの場で紹介できる機会があり、より良いものがより多くの人に受け入れられていく過程をこの目で見届けることができました。ピコグリルの価値を見出して支えてくれた皆さまに感謝いたします。

498のリリースにより新たな展開に入っていくピコグリルの成長をまた皆さまとともに見届けて行きたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。